1-10-2. forループ

公開日: 15:33 1. 基本編/1-10. ループ文/1-10-2. forループ


forループは指定した回数実行する必要のあるループを効率的に記述できる繰り返し制御構造です。

構文

for ( 初期化; 条件; 増加 )
{
   statement(s);
}
ここでforループの制御の流れを説明します。

初期化ステップは最初に1度だけ実行されます。このステップはループ制御変数の宣言と初期化を行えます。ここの必ず構文はセミコロンがあれば記述する必要はありません。

次に、条件が評価されます。真であればループの中身が実行されます。偽であれば、ループの中身は実行されず制御の流れはforループの次の構文へ飛びます。

forループの中身が実行された後、制御の流れは増加構文へ戻ります。この構文はループ制御変数を更新できます。この構文は条件の後ろにセミコロンがあれば空白にすることもできます。

条件が再度評価されます。真であればループが実行され処理が繰り返されます(ループの中身、増加、再度条件と繰り返されます)。条件が偽となったあとループは終了します。

使用例

#include <iostream>
using namespace std;
 
int main ()
{
   // forループの実行
   for( int a = 10; a < 20; a = a + 1 )
   {
       cout << "aの値: " << a << endl;
   }
 
   return 0;
}

上のコードをコンパイルし実行すると、次の結果が得られます。
aの値: 10
aの値: 11
aの値: 12
aの値: 13
aの値: 14
aの値: 15
aの値: 16
aの値: 17
aの値: 18
aの値: 19
  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

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